2017年8月4日金曜日

十数カ国語を話したシュリーマンの勉強法(吉田 武著「虚数の情緒」から)

虚数の情緒は中学生を対象にした数学・科学の独学書ですが、なんと1000ページもあります。その記述は歴史、文化、あらゆる分野に渡っており、人生の教科書と言っても過言ではありません。読み始めたところですが若いときに読んだシェリーマンの本の内容が書かれており、ああ、そうだったと記憶が蘇りました。
いま、英語の勉強も始めたところで効果的な勉強法が見えてきた!とおもったらシェリーマンの勉強法に近いものでした。
トロイヤの遺跡を発掘したあのシュリーマンである。かれは、語学に堪能であり、十数カ国語を読み書き話した。その学習方法は、以下の如きものであった。
非常に多くの音読をすること、決して翻訳しないこと、毎日一時間あてること、つねに興味のある対象について作文を書くこと、これを教師の指導に依って訂正すること、毎日直されたものを暗記して、次の時間に暗唱することである。
 虚数の情緒 吉田武著 P135
私は、NHK出版の「入門ビジネス英語」のCDをひたすらシャドウイングしてたら徐々にヒヤリングも伸びてきました。色々、英語の勉強法や書籍に手をだしましたが、シェリーマンがたった数行であらわした勉強法と共通点が多く、自分の勉強法に自信が持てました。
コツコツと続けていきたいと思います。

それにしても、「虚数の情緒」。一生かかって読み込んでいきたい本です。

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